就活経験のある方なら必ず経験する「面接」ですが、人事とは、面接などの採用担当を始め、人材育成、労務など、幅広い業務を行う部署です。また、総務とは、企業の諸活動を円滑にするための重要な業務であり、社内の管理、契約に関連する実務、社員旅行や納会の企画なども担当する裏方的な部署です。

大企業では、人事部、総務部と部署が分かれている場合が多くなりますが、中小零細企業では両方の業務を兼ねて総務部を設けているケースがほとんどです。もちろん、毎日面接だけを行っているわけではなく、社員に支払う給与の計算、社会保険など経理の仕事も兼ねる場合もあります。

他にも、総務部は社員が働きやすい環境を整えて、業務に支障がでないようサポートするために、設備品の購入やオフィスの建物管理、福利厚生制度の整備、社内制度の改善・推進、会社主催のイベント運営等を行います。どの部署にも属さない総合的な仕事を一手に引き受けるため、『会社の便利屋さん』などとも言われます。

[主な仕事]
1.備品・機器の手配
ステーショナリー、机、収納棚、PC、書籍などの物品を手配し、さらに出費をできるだけ抑えるのが総務の仕事です。

2.福利厚生制度の整備
サークル活動、メンタルヘルス、寮、余暇施設等の福利厚生を整えます。

3.オフィス建物の管理
オフィス賃貸・売買契約、オフィス清掃も総務が手配します。

4.防犯・防災対策
個人情報保護や情報漏洩の防止、犯罪抑止のための警備体制強化・防犯グッズの準備等を行います。

5.社内環境の整備
省エネ、分煙、残業時間の管理等の社内環境の整備を行います。

6.社内イベント、地域交流の運営
株主総会や社員総会、地域交流イベントへの参加促進、社内関係者の冠婚葬祭の対応も担当します。

いきなり会社の人事部に異動になったのだが、何をどうすればいいのかわからないと言った相談をうけることがあります。

人事とは簡単にいうと、人が人を評価することです。
その人の人生まで左右してしまうかもしれない大変な仕事です。
会社が小さければ、それは経営者や幹部が行うものでしたが、企業として大所帯になればなるほど、その仕事は人事部が担当することになります。

会社にとって必要な人を採用し、会社で仕事をしてもらいます。
そしてその社員を育てて評価をし、報酬を与えるという仕事が人事の仕事になります。
ですから、人の評価をするといった重要な役割となります。
人に対して行う仕事ですので、お金はモノが相手でない分とても難しく会社にとっても重要な役割となります。

今の時代、新卒入社の社員は、3人に1人が三年以内に退職するとまで言われています。
今の不景気の状態でもそうなら、景気が改善されたら、その傾向は強くなるのではないかと予想されます。
人事部にとってはとても頭の痛い問題のひとつです。
社員は営業成績などから判断され人事部によってあらゆる面で評価されますが、人事部はどこで評価されるかといったら、有能な社員を採用し育てることで決まるのです。
採用した人材の質によって評価されるのです。
ですから、企業にとっては、とても重要な役割を果たさなければならないことになります。
人事部が仕事をするために必要なのは情報となります。
どの社員が優秀なのか、誰がどんなスキルを持っていか、また、社員は会社に対して何を感じているか等の情報が必要になります。